年始ご挨拶&スイス式トーナメント運営ソフトについて

あけましておめでとうございます。昨年は大会へたくさんの方のご参加ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、昨年秋頃より当支部で使用している大会運営ソフトについての問い合わせが複数ございました。
この件について、原則的に以下のようなスタンスです。

1.県内他支部については使用する場合、運用ソフトの複製含めて協力いたします。使用マニュアルもあります。実際の運用については最初の時のみ実地での協力も都合が合う限りは対応いたします。

2.運営ソフト複製してお渡しした場合、そこから更なる複製はしないでください。
他に使用したいという希望があった場合、希望する方から直接、寒河江支部もしくは作成者(寒河江支部 大沼)へお問い合わせください。
無制限の複製使用を容認はいたしません。

3.実地の協力については初回のみとします。PC操作が苦手だからということを理由に運営・運用の丸投げはやめてください。
  (実際に自分が参加した某大会で主催者が大会運営自体を外部協力者に丸投げしているケースがありました。)

運営ソフトの仕様は以下の通りです。
【クラス数】6クラス
【参加数】各クラス100名(=100名×6クラスの600名の参加まで対応可能となります。)
【回戦数】上限10回戦
【動作要件】Excel

・他のoffice系ソフトソフトでもおそらく動作可能。キングソフトofficeでの動作確認済。

・モバイルExcelは不可。(組み合わせが正常に作動しない懸念あり)

・マクロは不使用。

 マニュアルにも書いてありますが、この運営ソフトは大会運営の負担軽減組み合わせの公正さを主な目的として作成いたしました。今後、人口減少社会の中で当然ながら将棋人口も減るわけで、運営も負担が増大していきます。例えば、従来は3クラス設定なら3人の運営者が必要でしたが、従来方法で運営者が不足するとクラスを減らすというような対応を余儀なくされます。ここで当ソフトを使用すれば、1人の運営者で3クラスどころか6クラス捌くことが可能になります。結果集計の早さは人のそれとは比較になりませんし、全順位算出されることで特定の参加者へ賞品が偏らない工夫も可能となります。
以上は一例ですが、従来の運営から大幅に大会のあり様を多様化できる可能性があります。

また、寒河江支部では2019年から「寒河江将棋オープン大会」を新設しましたが、”他にはない、寒河江に来ないとできない大会”をコンセプトに大会開催をしてきました。2人団体戦、持ち時間の異なる順番変更可能な団体戦等がその代表例ですが、これも運営ソフトがあるからこそできました。

以上を運営ソフトに関する当方からのアナウンスとさせていただきます。
この件に関するお問い合わせはsagaeshogi@yahoo.co.jpまでお願いいたします。

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